「when the past was around(過去といた頃)」は、エダという女性の人生に寄り添うアドベンチャーゲームです。
- イラストと音楽が美しい(バイオリン好きにはたまらない)
- セリフ・声がないのに、キャラクターの心情が伝わってくる演出
- 1本の映画をみたような感動ストーリー
操作方法はクリックだけですが、ひねりの効いたパズル要素があって面白い。
ひらめきが重要ではありつつも、難易度は低いです。(2か所だけ迷った)
どんなストーリー?
「when the past was around(過去といた頃)」は、エダの身に降りかかる様々なできごとに触れながら、誰かを愛すること、夢を実現させること、別れや挫折などに寄り添っていくゲームです。
このゲームの魅力
イラストを見た時点で世界観が好きだと思い、トレーラーを見て音楽が好きになり、ゲームをプレイして涙がじわっとでるほど感動しました。
セリフや声がないものの、さまざまな「思い出」と向き合っていくので、エダがどういう女性で、どういう過去があって今があるか、フクロウの男性がどういう人物で、どういう関係なのかが、ゲームを進めていくうちにわかっていきます。
わかっていくからこそ、終盤に向かうにつれて、感情移入の度合いが高まっていきます。
悲しいこと・つらいことがあったとき、自分の時間を止めようとする人は多いと思います。
私はそうです。幸せだった頃のことを思い出すばかりで、次に行こうという気持ちになれない。
思い出す気持ちにすらなれず、何も考えないようにじっとしている人もいるかもしれません。
エダもそうだったのではないかと思います。それを導くために、フクロウの彼は現れたのかもしれないし、エダ本人の無意識の部分が働いたのかもしれませんが、ゲームを進めていきながら、幸せだった思い出と向き合って、辛かった時期とも向き合って、少しずつ悲しみを乗り越えようとする姿に感動しました。
ラストの演奏シーンは、ずっと見ていたいな…という気持ちに。
でも、あのエンディングだからこそ、エダは、そしてプレイしている私たちも、前に進んでいけるのだと。
1本のロードムービーを見たような感動がありました。
オススメのゲーム実況者(Vtuber)
クリックだけというシンプルな操作のためか、実況しているVtuberはたくさんいました。
オススメはこのお二方。